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専門講座講習会:機械安全エンジニアAコース(MSE-A)

  • 設備と機械安全の全体的な能力を身につけ,かつ高度な妥当性確認ができ、メーカとして製造した機械の機械安全の妥当性のサイン(署名)ができる能力の習得を目指す専門性の高い当会独自の講座です。
  • 厚生労働省通達の「設計技術者教育」が示すカリキュラムの上位にあるものです。
  • 設備・機械の安全を構築する基礎的な設計の考え方,GEP(Good Engineering Practice,工学技術の良好な実施例),リスクの低減方策の基本となる考え方などを学びます。
  • 機械メーカの設計技術者、電気・制御設計技術者,機械ユーザのインテグレータにお薦めします。
  • 当会MSE-C講習会コースを受講された方または,日本認証(株)殿のセーフティアセッサを取得された方で,さらに専門的な能力を身につけたい方にお薦めします。

カリキュラム

5専門講座,各6時間,計 30時間の講習です。個別の講座受講も有効でお薦めします。
各講座の「テキスト目次」をクリックするとその講座のテキストの目次が別ウィンドウで開きます(PDF)。
「プログラム」をクリックすると講座のプログラム(時間割)が開きます(PDF)。

講習会 講座 内容
A1 機械安全工学
ー安全構築の基礎ー
テキスト目次 プログラム

設備・機械の安全システムは,安全を情報として取り扱い,その情報を伝達することに基づきます。
安全を示す情報は電流の他に機械的な力やエネルギーを用いて伝達できます。
本講座では,安全システムは根本的には安全情報の伝達であることが基本となる考え方を拡張して示すこと,安全情報の伝達の原理を安全確認型として示すなどにより機械安全工学の基礎的な原理を学びます。
本講座で解説する安全を論理的に構築する考えかたは,安全を証明する基礎的な考え方として,安全関連システムのソフトウェア開発技術者には革新的な考え方だと好評です。
当会の従来の講習会の「安全基礎工学」に相当します。

A2 安全なシステム構築の原則
(基本安全原則・十分吟味された安全原則,ISO 13849-2)
テキスト目次 プログラム

安全システムは基本的には多くの安全コンポーネントを利用して構築します。国際規格は安全を情報として取り扱い,制御との相関性に関しても基本的事項を示しています。
本講座では安全コンポーネントの構成原理および制御関連において国際規格の求める技術基準(基本安全原則・十分吟味された安全原則,ISO 13849-2 / JIS B9705-2)について学びます。これらはヨーロッパで永年の経験をもとに妥当性確認のツールとして工学技術の良好な実施例(GEP)として国際規格で述べられているの安全原則です。是非とも学んで頂きたくお薦めします。
当会の従来の講習会の「安全コンポーネントの構成原理とその適用」に相当します。

A3

災害事例の安全性査定とリスク低減方策
テキスト目次 プログラム

リスクを低減する方策を身につけるためには,実際に起こった災害事例をテーマにどのような災害が発生したか,危険源は何であったか,災害が発生するまえにどのような保護方策が実施されていたかなどを調査し,採用すべき保護方策を検討することが有効です。
どのような保護方策を採用するかには相当な経験を必要としますが,本講座は危険源の構成要素を明らかにし、その構成要素を除外あるいは低減することで保護方策の着想あるいは選定が出きるかを示し,設計者の誰しもが同じようにかつ,比較的容易に適切な保護方策の選定が出来ることをめざします。

A4 制御安全上級
テキスト目次 プログラム

機械システムの機械駆動部(機械アクチュエータ)には制御が多く使われています。したがって制御に基づく安全性の確保は国際規格では最も重視されています。
本講座では機能安全規格 ISO 13849-1におけるリスクアセスメント,PLの見積り(PLr),PLのパラメータ,妥当性確認,Table K1によるMTTFD、などを学びます。
「機械の制御安全:C7講座」の上位講座です。

A5 リスクアセスメント・リスク低減と妥当性確認
テキスト目次 プログラム

リスク低減をどのように進めれば良いかを学べる講座です。
リスクアセスメントは,リスク分析とリスク低減の2つのプロセスに大別されます。リスクアセスメント・リスク低減の双方においてリスク評価と妥当性確認はとても重要な手順ですが,これまでは見逃されてきました。本講座では,リスク低減が3ステップメソッドにしたがって正しくおこなわれ,リスク低減後のリスク評価が適切におこなわれているか(検証という)などを演習を通して学びます。さらにリスクアセスメントとリスク低減における妥当性確認の考え方も解説します。
2023年より大幅見直し改訂しました。