機械安全の基本5講座です。各6時間,計30時間の講習です。
(注) 各講座プログラムの受講証明書の( )書きは現在適用していません。
記号 | 講座 | 内容 |
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C1 | 機械安全の基本講座 1 ・技術者倫理、法令順守 ・機械安全関係法令 ・機械安全原則(その1) |
機械の安全の考え方は国際的に確立しています。それらを具体的に・分かり易く解説します。 安全について基本的な考え方,安全確認型システムと危険検出型,本質安全,停止と隔離による安全原則,安全を論理的に立証する方法,用語などを解説します。 さらに,機械が関わる労働災害の状況・事例説明,設計技術者として持ち合わすべき技術者倫理とコンプライアンス,国内の関係する法令と機械安全との関係を解説します。 |
C2 | 機械安全の基本講座 2 ・リスクアセスメントの進め方 ・危険源 |
機械のリスクアセスメントの進め方は、国際規格 ISO 12100 に示される手順が世界的な標準として広く採用され、厚生労働省の指針にも示されています。それらを分かり易く解説します。 リスクアセスメントでは危険源を見逃してはなりません。危険源を十分に整理して解説します。 また機械技術者として知っておくべき電気災害(感電と火災)、制御による安全の基礎を解説します。 |
C3 | 機械安全の基本講座 3 ・危険源の同定 ・リスクの要素 ・リスクの見積りツール ・リスクの評価 |
機械のリスクアセスメントの国際標準に沿ったリスクアセスメントの手順を講義します。 リスクの要素、評価を具体的に・分かり易く解説します。 危険源を見落とさないこと、リスクの大きさを適切に見積もることを学びます。 国際規格は事前に用意した一覧表に基づいて危険源を漏れなく探し出(同定)します。リスクの要素を理解し要素毎の大きさを定めます。そしてツールを利用してリスクの大きさを求めます。 |
C4 | 機械安全の基本講座 4 ・リスク低減の方法 ・本質的安全設計 ・ガードとインターロック |
機械のリスク低減方策は3ステップメソッドと呼ばれる国際規格 ISO 12100 に示される手順が世界的に広く採用され、厚労省の機械の包括的な安全基準指針にも示されています。 国際規格は世界の安全に関する知見が盛り込まれたものでとても貴重かつ重要です。規格書に示される規定を実務に役立つように事例を多数含めて具体的にそして平易に解説します。 この講座により規格の要求や数値の背景や意図なども理解出来るでしょう。 |
C5 | 機械安全の基本講座 5 ・リスクアセスメント ・演習 |
演習により実際に役に立つリスクアセスメント能力を習得します。 ビデオ映像を使用した、リスクアセスメントの実践的な演習を通してリスクアセスメントの能力を身につけること、そしてアセスメントの評価、リスク低減を行う能力を習得して頂く事をねらいとしています。 |
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※ 講座当日のプログラムは講習会日程のページをご覧下さい。